「自分の写真が勝手に使われてる…!」
「リールをパクられて別の人が投稿してる!」
「これってどうすればいいの?泣き寝入り?」
Instagramで発信していると、**「無断転載・無断使用」**の被害にあうことは、決して珍しいことではありません。
特に美容・グルメ・ライフスタイル系のインフルエンサーは、画像や動画コンテンツの著作権トラブルに巻き込まれるリスクが年々増えています。
この記事では、**インフルエンサー向けに「著作権の基本知識」と「パクられたときの具体的対応法」**を、2025年版の最新情報に基づいてわかりやすく解説します。
1. そもそもInstagram投稿にも「著作権」はある?
✔ 投稿=著作物
- 撮影した写真・動画
- 自作したイラスト・デザイン
- 自分で考えた文章・キャプション
これらはすべて、あなたが作成した瞬間から「著作権」で自動的に保護されています。
✔ 登録・申請は不要
著作権は「登録制」ではありません。
作った時点で自動的に発生するため、特別な手続きはいりません。
📌 POINT:
Instagramの投稿も、基本的にすべてあなたに「著作権」がある!
2. 著作権侵害にあたる行為とは?
✔ 代表的な著作権侵害例
行為 | 説明 |
---|---|
無断転載 | 投稿をスクショ・コピーして自分のアカウントに投稿 |
加工転載 | 元投稿にフィルターや文字入れをして別物のように投稿 |
無断商用利用 | あなたの写真を使って商品・サービスの宣伝をする |
自作発言 | あたかも自分が作成したかのように見せかける |
✔ セーフな行為とは?
- 「この写真使っていい?」と事前に許可を取った場合
- Instagramの「リポスト機能」を利用し、クレジット明記+リンクありの場合(ただしこれも本来は許諾が必要)
📌 注意!
リポスト文化が根付いているとはいえ、「勝手に使っていい」わけではありません。
許可なしの使用は基本アウトです。
3. 投稿がパクられたときの対応ステップ
✅ ステップ①:証拠を確保する
- 問題となっている投稿のスクリーンショット
- URLコピー(投稿リンク)
- 相手アカウントの情報(ID・プロフィール)
→ 後から削除されても対応できるように、必ず証拠を保存しておく!
✅ ステップ②:Instagramに著作権侵害報告する
Instagramには公式の「著作権侵害報告フォーム」があります。
✔ 手順
- 問題の投稿を開く
- 「…」メニューから「報告する」→「知的財産権侵害」→「著作権侵害」を選択
- 必要情報(自分が著作権者である旨、投稿URLなど)を入力
- 送信!
📌 POINT: 本人が直接報告することで、比較的迅速に対応されるケースが多いです。
✅ ステップ③:相手に直接連絡(必要に応じて)
- 丁寧な言葉で削除依頼する
- 証拠を添えて「無断転載なので削除をお願いします」と伝える
- 相手が応じない場合は、引き続きInstagram側対応へ
📌 TIP: 感情的にならず、事務的に伝えるのがコツ!
✅ ステップ④:悪質な場合は弁護士相談も検討
- 商用利用されている
- 何度も繰り返し転載している
- ダメージが大きい(ブランドイメージ毀損など)
こういった場合は、弁護士に相談して損害賠償請求を検討してもOKです。
4. もし「自分が他人の投稿を使いたい」と思ったら?
✔ 必ず事前に許可を取る
- DMやコメントで「使用許可をお願いします」と依頼
- 明確に「OK」と返答をもらう
✔ クレジット表記だけでは不十分
「出典:〇〇さん」と書いても、許可なしならアウト。
あくまで許可+クレジット表記がセットで必要。
📌 インフルエンサーとしては「権利意識」を持つことがプロの第一歩!
5. よくある質問Q&A
Q. リポストアプリを使えばOK?
A. 厳密にはNGです。
リポストアプリは「許可を取った上で使う」前提なので、勝手にリポストしてはいけません。
Q. フォロワーが少ないから著作権侵害されても問題ない?
A. 関係ありません。
著作権は発信力に関係なく、すべてのクリエイターに等しく与えられます。
Q. 自作したイラストやアイコンも著作権ある?
A. あります!
写真だけでなく、イラスト・デザイン・オリジナル文章も著作権保護対象です。
6. 【まとめ】投稿を守るのは、あなた自身!
✅ 今日からできる自己防衛策
やること | 理由 |
---|---|
投稿ごとにスクショ保存 | 証拠保全 |
無断転載されたらすぐ報告 | 拡散防止 |
他人の投稿を使うときは許可を取る | トラブル防止 |
自分の投稿にウォーターマークを入れる | 盗用予防 |
インスタで発信する以上、
あなたの作品=大切な資産です。
投稿を守り、安心してクリエイティブ活動を続けるために、
今日から「著作権リテラシー」を味方につけましょう!