「PR案件を受けたいけど、フォロワーがまだ1,000人もいない…」
「企業はフォロワー数が多い人しか選ばないのでは?」
そんな不安を抱えていませんか?
でも実は2025年のInstagramでは、フォロワー数だけが“すべて”ではありません。
むしろ、「小さなインフルエンサー(マイクロ・ナノ)」だからこそ求められている時代に入っているのです。
本記事では、フォロワー数が少なくてもグルメPR案件を獲得するための戦略と準備、案件をもらいやすくする仕組みづくりを徹底解説します。
フォロワー数が少なくても案件が来る理由
● 企業が注目しているのは“共感力”と“信頼度”
2025年現在、飲食店や食品ブランドのSNS担当者が重視するのは「この人の発信が、自社のブランドイメージと合っているか?」という点です。
- フォロワーとの距離が近く、コメントや保存が多い
- 投稿が丁寧で、伝え方に誠実さがある
- 「広告感」がなく自然に紹介できている
このようなアカウントは、たとえフォロワー数が少なくても信頼され、PR案件につながりやすくなります。
フォロワーが少なくてもグルメ案件を受けるための方法【実践編】
1. 自腹でも“PRっぽい投稿”をしておく
企業があなたのアカウントを見たとき、「この人に頼んだら、こんな投稿をしてくれそう」というイメージが湧くことが大切です。
具体的には:
- 店舗情報・メニュー名・価格などの記載
- 写真やリールの構成を整える
- キャプションに「感想」「おすすめポイント」「気になった点」を丁寧に書く
- ハッシュタグに「#PR希望」「#モニター実績あり」などを添える
→ 投稿実績は“PRのポートフォリオ”になります。
2. 投稿ジャンルと世界観を絞る
「食全般」ではなく、特化型の発信にする方がPRの声がかかりやすいです。
例:
- 地域特化型:#福岡グルメ #東京スイーツ
- カテゴリ特化型:#カフェ巡り #コンビニスイーツ
- ターゲット特化型:#子連れランチ #30代女子ランチ
あなたの発信が誰にとって価値があるのかが、企業の判断材料になります。
3. ストーリーズ&ハイライトの活用
ストーリーズは「リアルな反応」や「人柄」が伝わる場所です。
- 食べた瞬間のリアクション
- 撮影裏話
- フォロワーとのアンケート(「行ってみたい?」「どっちが好み?」など)
→ これらを「レビュー」や「ランチまとめ」としてハイライトに残しておくと、企業側のチェックポイントになります。
4. PR案件を募っている媒体・サービスに登録
PR案件の獲得につながるプラットフォーム(一部):
サービス名 | 特徴 |
---|---|
TORIDORI(トリドリ) | PR案件に応募できるインフルエンサー向けマッチング |
SPIRIT | 地域系グルメ案件が豊富。少人数のアカウントも多く採用 |
RICE(ライス) | 飲食店のPRを中心としたナノインフルエンサー案件が多い |
INSTAGRAM DM直提案 | 実績やポートフォリオを添えて店舗へ直接依頼 |
→ 案件がないときも、プロフィールに「DMでお仕事受付中」と明記するだけで接点が生まれます。
フォロワーを“選ばれるフォロワー”にするための工夫
● 投稿の保存数・エンゲージメントを意識
リーチ数よりも、保存数・コメント数が重視されます。
- 投稿で「ここに注目して!」というポイントを明記
- カルーセル投稿(複数枚スライド)にして保存しやすくする
- 「地図リンクはハイライトへ」など導線を明確に
● フォロワーとの交流を増やす
- ストーリーズで「質問」「アンケート」など対話型の発信を
- フォロワーのコメントには返信 or リアクションを返す
企業は**“数字より濃さ”**を見ています。「この人のフォロワーは、ちゃんと見ているな」と思ってもらえることが大切です。
PR投稿で信頼を得るコツ
1. 正直なレビューをする
すべてを「美味しい」「最高!」にしてしまうと逆に信頼を失います。好印象だった点と、「こういう人におすすめ」などを添えて、リアルな声を伝えると好感度アップ。
2. 誠実なタグ・記載を忘れない
- 提供を受けた場合は必ず「#PR」や「#提供」などを入れる
- お店のタグ付け、位置情報の記載はマナー&拡散に有効
3. 投稿前のチェックリストを活用
✅ 店名・場所・営業時間の記載あり
✅ メニューの特徴が伝わっているか
✅ 写真・リールが見やすく構成されているか
✅ ハッシュタグが適切か(10個前後推奨)
✅ PR表記を忘れていないか
案件を受けた後にやるべき“+α”の行動
● 投稿後のストーリーズで再紹介
- フィードやリールの投稿をストーリーズで紹介するだけで2次拡散に
- 「実際に行ってくれたフォロワーの声」をリポストするのも効果的
● 店舗や企業に報告・お礼メッセージを
投稿URLを添えてメッセージを送りましょう。丁寧な対応をすることで「またお願いしたい人」になります。
● 投稿結果のレポートを簡単に送る
インプレッション、保存数、コメント、ストーリーズ閲覧数などを簡潔にまとめて送付。これが次の案件獲得につながります。
フォロワーが少ない人ほど注意すべきポイント
❌ 投稿内容が薄い・適当
「数より内容」です。スマホ一つでも、伝わる工夫を凝らすことが案件につながります。
❌ 一度きりで終わってしまうPR投稿
1つの案件を丁寧に紹介し、「お店との関係性」や「その後」を発信することで、継続的な依頼が期待できます。
❌ 無理なジャンルの投稿で無理をする
「映え狙い」より、「あなたの視点と価値観」で伝えることが信頼を育てます。得意なテーマ・自分らしい切り口で勝負しましょう。
よくあるQ&A
Q. まだフォロワー500人ですが、本当に案件がもらえるんですか?
A. もらえます! ナノインフルエンサー案件(フォロワー500〜1,000人)も多数あります。大切なのは内容と反応の質です。
Q. 無償の案件も受けた方がいいですか?
A. 初期段階では“実績づくり”として受けるのはアリです。 ただし、やりがい搾取には注意し、報酬や条件を明確に確認しましょう。
Q. 顔出しは必要ですか?
A. グルメ系では基本的に顔出し不要でもOK。 むしろ「料理の見せ方」「レビュー力」「視点」が勝負です。
まとめ:フォロワー数が少なくても、“伝える力”があればチャンスはある!
Instagramの世界では、数字以上に**「どんな人にどう伝えているか」**が重要視される時代です。
フォロワー1,000人以下でも、
- 世界観がはっきりしている
- 投稿に誠実さがある
- フォロワーとの信頼関係がある
そんなアカウントには、確実にチャンスが巡ってきます。
グルメPRを通じて「あなたらしさ」を活かしながら、地域やブランドに貢献する体験は、きっとあなたの活動を一歩進めてくれるはず。
数ではなく、信頼で選ばれるインフルエンサーへ。
今ある自分で、まずは一歩、動き出してみましょう。