「グルメ投稿を続けているけど、これって収入になるの?」
「案件はもらえたけど、どこまで稼げるのかが見えない…」
「本業にできるほど稼げている人もいるの?」
Instagramでグルメ情報を発信していると、フォロワーが増えるにつれて「PR案件」や「収益化」に興味が湧いてきますよね。
ですが、その一方で収入の実態や仕組みが不透明で、「本当に稼げるの?」と不安になる人も多いのが現実です。
この記事では、2025年最新のデータと現場感をもとに、「グルメインフルエンサーの収入の実態」「収益化の仕組み」「初心者でも始められる稼ぎ方」までを具体的に解説します。
グルメインフルエンサーの平均的な収入とは?
実際の金額感をつかみやすいように、フォロワー数別に平均収入の目安を整理してみましょう。
フォロワー数 | 想定される月収の目安 | 案件内容の例 |
---|---|---|
〜1,000人 | 0〜5,000円(モニター中心) | 商品提供、投稿1本500〜1,000円 |
1,000〜5,000人 | 5,000〜2万円 | 地域飲食店PR、レビュー投稿 |
5,000〜1万人 | 2〜5万円 | 単価3,000〜10,000円程度の案件多数 |
1万〜3万人 | 5〜15万円 | 継続案件、動画・リールPR、取材同行など |
3万人以上 | 15万円以上 | メディア掲載・プロモーション連携あり |
📌 注意点: 上記は“平均的な目安”です。単価や件数、アカウントのジャンルによって大きく変動します。
インフルエンサーの収益源はどこからくるの?
グルメインフルエンサーの主な収入源は以下のように分かれています。
① PR案件(投稿単価型)
内容:
- 写真やリール投稿1本につき報酬が発生
- 提供のみ or 報酬+提供の2パターンがある
単価目安(2025年版):
- フォロワー1,000人:1,000円〜2,000円
- フォロワー5,000人:5,000円前後
- フォロワー1万人以上:10,000〜30,000円以上
実際の案件例:
- 地元レストランのランチ紹介:1投稿+ストーリーズ=5,000円
- 新規オープンカフェのリール紹介:1本15,000円
- コラボメニュー企画+継続PR:月5万円+成果報酬型
② 成果報酬型(アフィリエイト)
内容:
- 指定URL・コード経由の予約や購入に応じて報酬が発生
例:
- ホットペッパーグルメ/一休/食べログ予約→1件あたり数百円〜
- ウーバーイーツやmenuの紹介コード→初回登録で数千円
メリット:
- フォロワー数が少なくても、CV(コンバージョン)重視で稼げる
③ 撮影・編集代行
飲食店の「公式Instagram用素材」をグルメインフルエンサーが撮影・編集して納品するケースも増えています。
- 1回の撮影報酬:5,000〜30,000円程度
- 投稿ではなく、素材納品としての収益化
📌 POINT: 自分の投稿スキルを“企業用コンテンツ”に転用できる!
④ コンサル・SNS運用サポート
一部の中級以上のインフルエンサーは、以下のような形での副収入も獲得しています。
- 飲食店向けInstagram運用代行
- SNSコンサル(月契約 2〜10万円)
- 初心者向けの撮影講座や投稿添削サービス(note・LINE・講座)
⑤ メディア掲載・書籍・イベント連携
- 食メディアと提携して記事寄稿・連載
- グルメイベントの公式アンバサダー就任
- 書籍・電子書籍の出版(レシピ/食べ歩き記録)など
📌 POINT: 発信の質が高くなると“情報発信者”としての価値が生まれ、メディアに引き上げられやすくなる。
実際の収益化例【ケーススタディ3選】
● ケース①:フォロワー3,000人・カフェ巡りアカウント
- 平均月収:約1.5万円
- 案件単価:3,000〜5,000円
- 収益源:カフェPR案件、リール動画提供、1件あたりの成果報酬500〜1,000円
📌 地域密着型で「共感しやすい世界観」が高評価され、案件数を安定化。
● ケース②:フォロワー8,000人・コンビニグルメレビュー特化
- 平均月収:4〜6万円
- 収益源:成果報酬+アフィリエイト
- 投稿スタイル:1日1投稿+週2本リール
📌 フォロワーの「行動率」が高く、広告効果が強いため継続案件が増加。
● ケース③:フォロワー1.5万人・料理人系グルメインフルエンサー
- 平均月収:10万円以上
- 収益源:PR案件、リール依頼、店舗メニュー監修案件、SNS講座など多岐にわたる
📌 スキル×発信力で、“仕事としての信頼感”が高く、法人案件が多い。
グルメインフルエンサーとして収益化するためのステップ
STEP1:ジャンルと世界観を明確にする
- 「都内ランチ」「大人カフェ」「スイーツ」「夜ご飯」などテーマを1つ決める
- 投稿・写真・プロフィールを統一感のある世界観にまとめる
STEP2:投稿スキルを磨く
- 写真構図(真上・45度・真横)
- 明るさ調整(自然光+補正)
- キャプション構成(店名・味・価格・おすすめポイント)
- ハッシュタグ活用(地域+メニュー+ジャンル)
STEP3:実績を積み上げる
- 最初は提供のみ案件、または自腹レビューでポートフォリオを作成
- “PRっぽく見える”投稿を混ぜて企業が依頼しやすい状態に整える
STEP4:プラットフォーム・DMで案件獲得
登録すべきサービス:
- HashFrame
- TORIDORI
- infrect
- BUZMA PASS
DMテンプレ例:
はじめまして。都内のグルメ情報を発信している○○と申します。
○○様の○○を拝見し、とても魅力的だと感じました。
私のアカウントでは、リアルな体験・丁寧なレビューを大切にしており、過去にも○○などのPR経験がございます。
ご興味がありましたら、お気軽にご連絡いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
よくある質問と回答
Q. フォロワーが少なくても収益化できますか?
A. 十分可能です!
フォロワー500〜1,000人でも、地域特化+投稿の質が高ければモニターや少額案件からスタートできます。
Q. 月いくらくらいから“仕事”として成り立つ?
A. 副業レベルなら3〜5万円、生活費補助で月10万円が目安です。
本業化には投稿時間・編集力・案件管理などの“ビジネス的視点”も必要になります。
Q. 無償提供だけだと損では?
A. 初期は実績として受けるのもOKですが、継続はNG。
「提供だけで投稿はできかねます」と言える準備(ポートフォリオ・料金表など)を整えておくのがおすすめです。
まとめ:グルメ投稿は、続けることで「価値」に変わる
グルメインフルエンサーとしての活動は、最初こそ収益化までに時間がかかるものの、続けるほど“信用資産”として積み上がっていきます。
- 投稿スキル × 情報の信頼性
- フォロワーとの関係性 × 企業へのアピール力
- 料理や食への愛 × 誠実な発信
この掛け算によって、あなたのアカウントは“広告枠”ではなく、“ブランドのパートナー”として認識されるようになります。
おいしい瞬間を届けることが、誰かの行動を変え、あなたの収入にもなる。
そんな、食×SNSの可能性を楽しみながら、自分らしい収益化スタイルを見つけていきましょう!